消費者金融ニュースの動向
ひところ消費者金融ニュースが毎日のように放送されていました。今はそれほどでもありません。消費者金融ニュースは、貸金業規制法が改正されたことにより、引き起こされた諸々の事実についての報道です。それまで利息制限法と出資法という異なる規定の法律が存在していたため、ややこしいことになっていたので、一元化したのが貸金業規制法改正です。利息制限法を超えて利息をとっても罰せられませんが、出資法を超えて利息をとると、貸金業は罰則を受けます。ですから、利息制限法と出資法のぎりぎりのラインで利息を取っていました。これをグレーゾーンといい、グレーゾーンで金利をとることを禁止した法改正により、それまでのような金利収入が望めなくなり、消費者金融の収益が著しく悪化しました。このことが、消費者金融ニュースで連日のように報道されていました。
加えて、過払い金の請求に対する支払いもあります。それまでグレーゾーンの金利を支払っていた利用者が、払い過ぎた分の返還を求めて、過払い金返還請求を次々に起こしました。利息制限法を超えて利息をとっても罰せられることはありませんでしたが、利用者のほうに、支払い義務はなかったのです。ですから、利用者が「払い過ぎた分は払いたくないから返してくれ」と言えば、返すしかありません。このことも、消費者金融ニュースで取り上げられました。
しかし、最近は、新聞の経済欄以外で、消費者金融ニュースで取り上げられることはなくなりました。
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